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姦計
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かんけい
ふりがな文庫
“
姦計
(
かんけい
)” の例文
きゃつの
姦計
(
かんけい
)
に陥ち給うて、後悔のほぞを
咬
(
か
)
む日を待つよりは、来春、ふたたび徳川殿に頼まれて、大坂表へ打ってお上りあるべしでござる。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「黙りおろう山賊ども!
汝
(
うぬ
)
らの
姦計
(
かんけい
)
にあざむかれておめおめ山砦へ引かれるほどの愚かな振舞いを致すと思うか! 二度と申すな、聞く耳持たぬ!」
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
人にしても、
辞令
(
じれい
)
に
巧
(
たくみ
)
な
智識
(
ちしき
)
階級の
狡猾
(
ずる
)
さはとりませんが、
小供
(
こども
)
や、
無智
(
むち
)
な者などに
露骨
(
ろこつ
)
なワイルドな
強欲
(
ごうよく
)
や
姦計
(
かんけい
)
を
見出
(
みいだ
)
す時、それこそ氏の、漫画的興味は
活躍
(
かつやく
)
する様に見えます。
岡本一平論:――親の前で祈祷
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
「無理にでも、宮田と結婚させようとする京子さんの
姦計
(
かんけい
)
ですよ。でも、最後まであなたが反抗して下さったのは、嬉しいですね。僕はあなたがそんな強いところがあるとは思わなかった。」
第二の接吻
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
姦
漢検準1級
部首:⼥
9画
計
常用漢字
小2
部首:⾔
9画
“姦”で始まる語句
姦
姦通
姦淫
姦夫
姦婦
姦雄
姦佞
姦臣
姦男
姦悪