“姦悪”の読み方と例文
読み方割合
かんあく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただ、それらの手も付けられぬ乱雑さの中で、階下の一号大金庫を毒蛇コブラのラルフがこじあけた時には、一同またもや寄り集まって、飽くなき伯爵の姦悪かんあくさに驚嘆の叫びを挙げた。
グリュックスブルグ王室異聞 (新字新仮名) / 橘外男(著)
「モーゼに現われた大天使よ、この姦悪かんあくな盗人を、火柱となってお焼きくだされ!」
剣侠受難 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)