“妻戀”のいろいろな読み方と例文
新字:妻恋
読み方割合
つまご50.0%
つまごひ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けふりをいてみゝつればをりから此室こゝのきばにうつりて妻戀つまごひありくねここゑ、あれはたまではるまいか、まあ此霜夜このしもよ屋根傳やねづたひ、何日いつかのやうなかぜひきにりてるしさうなのどをするのでらう
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
最初は皆んな顏を見合せて言ひませんでしたよ、めかけのお萬に遠慮したんですね。でも、下女のお鐵が到頭口を割りましたよ。近頃妻戀つまごひ町に新しくかこつた女があるんですつて。
銭形平次捕物控:282 密室 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)