“つまごひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ツマゴヒ
語句割合
妻恋40.0%
嬬恋40.0%
妻戀20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鹿よ秋山あきやま妻恋つまごひ
若菜集 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
上州吾妻あがつま嬬恋つまごひ村の運送業、浅川治助が、地元の海軍工場から時たまトラックの御用を仰せつかつた関係で、徴用工、熊川忠範の顔を覚えてゐた。
秋の雲 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
最初は皆んな顏を見合せて言ひませんでしたよ、めかけのお萬に遠慮したんですね。でも、下女のお鐵が到頭口を割りましたよ。近頃妻戀つまごひ町に新しくかこつた女があるんですつて。
銭形平次捕物控:282 密室 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)