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太鼓橋
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たいこばし
ふりがな文庫
“
太鼓橋
(
たいこばし
)” の例文
太鼓橋
(
たいこばし
)
を渡って、
中目黒
(
なかめぐろ
)
の方へ、
田圃
(
たんぼ
)
道を当もなく行くと、昨夜と違って良いお月様に照されて、その辺の風物までが妙に感傷をそそります。
銭形平次捕物控:034 謎の鍵穴
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
堤には
太鼓橋
(
たいこばし
)
になった石橋が
処
(
ところ
)
どころに
架
(
かか
)
って
裸木
(
はだかぎ
)
の柳の枝が寒そうに垂れていた。
牡丹灯籠 牡丹灯記
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
車は
母衣
(
ほろ
)
さえおろすほどだったのが、
梅雨期
(
つゆどき
)
のならい、石段の下の、
太鼓橋
(
たいこばし
)
が
掛
(
かか
)
った、
乾
(
かわ
)
いた池の、葉ばかりの
菖蒲
(
あやめ
)
がざっと鳴ると、上の森へ、雲がかかったと見るや、こらえずさっと降出したのに
縁結び
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
妻「わたしは一度子供たちに
亀井戸
(
かめゐど
)
の
太鼓橋
(
たいこばし
)
を見せてやりたい。」
本所両国
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
低
(
ひく
)
い
太鼓橋
(
たいこばし
)
を
渡
(
わた
)
るくらゐ、
拭込
(
ふきこ
)
んだ
板敷
(
いたじき
)
が
然
(
しか
)
もつるりと
辷
(
すべ
)
る。
魔法罎
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
▼ もっと見る
「それは
太鼓橋
(
たいこばし
)
ばかりぢやないかも知れない。」
本所両国
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「
太鼓橋
(
たいこばし
)
も昔の通りですか?」
本所両国
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
太
常用漢字
小2
部首:⼤
4画
鼓
常用漢字
中学
部首:⿎
13画
橋
常用漢字
小3
部首:⽊
16画
“太鼓”で始まる語句
太鼓
太鼓櫓
太鼓判
太鼓持
太鼓腹
太鼓張
太鼓反
太鼓叩
太鼓囃
太鼓師