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天使
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エンゼル
ふりがな文庫
“
天使
(
エンゼル
)” の例文
ずつと以前は女といふものは、亭主が男でさへあれば辛抱したものだが、今では
天使
(
エンゼル
)
でなくつちや
迚
(
とて
)
も気に入らない。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
朝以来起こってきたあらゆること、
天使
(
エンゼル
)
の出現、その消失、あの娘の今の言葉、絶望の
淵
(
ふち
)
のうちに漂ってきた希望の光、それらが入り乱れて彼の頭にいっぱいになっていた。
レ・ミゼラブル:06 第三部 マリユス
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
これにつきては
後
(
あと
)
で
詳
(
くわ
)
しく
申上
(
もうしあ
)
げますが、
兎
(
と
)
に
角
(
かく
)
新
(
あら
)
たに
幽界
(
ゆうかい
)
に
入
(
はい
)
ったもので、
斯
(
こ
)
う
言
(
い
)
った
神
(
かみ
)
の
神使
(
つかい
)
、
西洋
(
せいよう
)
で
申
(
もう
)
す
天使
(
エンゼル
)
のお
世話
(
せわ
)
に
預
(
あず
)
からないものは
一人
(
ひとり
)
もございませんので……。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
セエラとても
天使
(
エンゼル
)
ではない以上、ラヴィニアまで愛すわけにはいきませんでした。
小公女
(新字新仮名)
/
フランシス・ホジソン・エリザ・バーネット
(著)
ところが、多くの場合男は女にとつて
天使
(
エンゼル
)
どころか、牛のやうに
鈍間
(
のろま
)
で、おまけに牛のやうに
獣物
(
けだもの
)
である。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
▼ もっと見る
あなたが歌われるのを雨戸越しに聞くことが、何か邪魔になりますでしょうか。別にお邪魔になりはしませんでしょう。いいえ、そんなはずはありません。まったくあなたは私の
天使
(
エンゼル
)
です。
レ・ミゼラブル:07 第四部 叙情詩と叙事詩 プリューメ街の恋歌とサン・ドゥニ街の戦歌
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
米国人にとつて、巴里はある意味において天国で、仏蘭西娘はまた羽の生えた
天使
(
エンゼル
)
である。その
天使
(
エンゼル
)
の一人が、ある日の事二人の士官を案内して、ヴエルサイユの宮殿へ見物に出掛けて往つたものだ。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
“天使”の解説
天使(てんし、en: angel、(エィンジェル))は、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教 の聖典や伝承に登場する神の使いである。
(出典:Wikipedia)
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
使
常用漢字
小3
部首:⼈
8画
“天使”で始まる語句
天使的
天使等
天使魚