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大雷
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たいらい
ふりがな文庫
“
大雷
(
たいらい
)” の例文
却説
(
さて
)
、
大雷
(
たいらい
)
の後の稀有なる悲鳴を聞いた夜、客が蔀を開けようとした時の人々の顔は……
年月
(
としつき
)
を長く経ても
眼前
(
まのあたり
)
見るような、いずれも石を以て刻みなした如きものであった。
霰ふる
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
却説
(
さて
)
、
大雷
(
たいらい
)
の
後
(
あと
)
の
希有
(
けう
)
なる
悲鳴
(
ひめい
)
を
聞
(
き
)
いた
夜
(
よる
)
、
客
(
きやく
)
が
蔀
(
しとみ
)
を
開
(
あ
)
けようとした
時
(
とき
)
の
人々
(
ひと/″\
)
の
顏
(
かほ
)
は……
年月
(
としつき
)
を
長
(
なが
)
く
經
(
へ
)
ても
眼前
(
まのあたり
)
見
(
み
)
るやうな、いづれも
石
(
いし
)
を
以
(
もつ
)
て
刻
(
きざ
)
みなした
如
(
ごと
)
きものであつた。
霰ふる
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
雷
常用漢字
中学
部首:⾬
13画
“大雷”で始まる語句
大雷鳴
大雷雨
大雷雲
大雷音寺