大學者だいがくしや)” の例文
大學者だいがくしやさまがつむりうへから大聲おほごゑ異見いけんをしてくださるとはちがふて、しんからそこからすほどのなみだがこぼれて、いかに強情がうじやうまんのわたしでも
この子 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
その文句もんくは、むかし大學者だいがくしやたちも、わからないとまをしてゐる、むつかしいもので、これからさき、あなたがたのうちから、説明せつめいしてくださるひとが、るかもれません。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)