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大名縞
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だいみょうじま
ふりがな文庫
“
大名縞
(
だいみょうじま
)” の例文
真夏の海辺に着たいような赤とブルウの
大名縞
(
だいみょうじま
)
、そんな
人絹
(
じんけん
)
のタフタが沢山出来ているそばでは地味な村山大島が、織られていたり、畳を敷いたところでは、娘やおばあさんたちが
新生の門:――栃木の女囚刑務所を訪ねて
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
髪は
文金
(
ぶんきん
)
帷子
(
かたびら
)
は
御納戸地
(
おなんどぢ
)
に
大名縞
(
だいみょうじま
)
といふ
拵
(
こしらえ
)
、
好
(
よ
)
く
稼
(
かせ
)
ぐとは
偽
(
うそ
)
か
真
(
まこと
)
か、
肉置
(
ししおき
)
善き体ながらどちらかといへば
面長
(
おもなが
)
の方なるに、
杯洗
(
はいせん
)
の上に
俯
(
うつむ
)
いてどつちが円いかしらなどとはどういふ心か
そめちがへ
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
とこの八
畳
(
じょう
)
で応じたのは三十ばかりの品のいい男で、
紺
(
こん
)
の勝った
糸織
(
いとおり
)
の
大名縞
(
だいみょうじま
)
の
袷
(
あわせ
)
に、
浴衣
(
ゆかた
)
を
襲
(
かさ
)
ねたは、今しがた湯から上ったので、それなりではちと
薄
(
うす
)
ら寒し、
着換
(
きか
)
えるも
面倒
(
めんどう
)
なりで
縁結び
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
名
常用漢字
小1
部首:⼝
6画
縞
漢検準1級
部首:⽷
16画
“大名”で始まる語句
大名
大名物
大名府
大名小路
大名題
大名屋敷
大名主
大名人
大名釣
大名行列