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外面
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うはべ
ふりがな文庫
“
外面
(
うはべ
)” の例文
さうしてかの柳河のただ
外面
(
うはべ
)
に取すまして廃れた
面紗
(
おもぎぬ
)
のかげに淫らな秘密を匿してゐるのに比ぶれば、凡てが
露
(
あらは
)
で、元気で、また華やかである。
水郷柳河
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
外面
(
うはべ
)
丈
(
だけ
)
は可なり鄭重に、直也を引いた。直也は、その口を一文字に
緊
(
ひ
)
きしめたまゝ、黙々として一言も発しなかつた。
真珠夫人
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
心
(
こゝろ
)
は
夜叉
(
やしゃ
)
!
美
(
うつく
)
しい
虐君
(
ぎゃくゝん
)
ぢゃ!
鳩
(
はと
)
の
翼
(
はね
)
被
(
き
)
た
鴉
(
からす
)
ぢゃ!
狼根性
(
おほかみこんじゃう
)
の
仔羊
(
こひつじ
)
ぢゃ!
見
(
み
)
た
目
(
め
)
は
神々
(
かう/″\
)
しうて
心
(
こゝろ
)
は
卑
(
さも
)
しい!
外面
(
うはべ
)
とは
裏表
(
うらうへ
)
! いやしい
聖僧
(
ひじり
)
、
氣高
(
けたか
)
い
惡黨
(
あくたう
)
! おゝ、
造化主
(
ざうくわしゅ
)
よ
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
さうしてかの柳河のただ
外面
(
うはべ
)
に取すまして廢れた
面紗
(
おもぎぬ
)
のかげに
淫
(
みだ
)
らな秘密を
匿
(
かく
)
してゐるのに比ぶれば、凡てが
露
(
あらは
)
で、元氣で、また
華
(
はな
)
やかである。
思ひ出:抒情小曲集
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“外面”の意味
《名詞》
外 面(がいめん、げめん)
(がいめん、げめん)物の外側の表面。
(げめん)外に現れた顔つき。
(がいめん)外に現れた様子。外見。
(出典:Wiktionary)
外
常用漢字
小2
部首:⼣
5画
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
“外面”で始まる語句
外面如菩薩
外面如菩薩内心如夜叉
外面女𦬇
外面如𦬇
外面焦
外面的
外面似菩薩
外面女菩薩