“外敵（がいてき）” の例文
本当に外敵（がいてき）を撃退し得た力は、伝統を誇るわが陸海軍々人の勇敢なる戦闘力と、その背後に控えた国民の覚悟と協力
空襲葬送曲 (新字新仮名) ／ 海野十三(著)
つまり兎（うさぎ）は外敵（がいてき）に弱（よわ）い動物（どうぶつ）ですから、冬（ふゆ）雪（ゆき）が降（ふ）つて野山（のやま）が眞白（まつしろ）になれば自分（じぶん）のからだをも同（おな）じように白（しろ）くして外（ほか）から容易（ようい）に見（み）つからないようにするのです。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) ／ 本多静六(著)
空中旅行は、外敵（がいてき）の攻撃を受ける危険がありますからね。この地下鉄の方が安全なんです。
三十年後の世界 (新字新仮名) ／ 海野十三(著)
空中旅行は、外敵（がいてき）の攻撃を受ける危険がありますからね。この地下鉄の方が安全なんです。
三十年後の東京 (新字新仮名) ／ 海野十三(著)
極楽生活は、飲食にも困らないし、着るものも充分だし、外敵（がいてき）の侵入の心配もなし、すべて充分だらけであるが、只一つ困ったことには、来る日来る日の退屈をどうして凌ぐか、これに悩まされる。
今昔ばなし抱合兵団：――金博士シリーズ・４―― (新字新仮名) ／ 海野十三(著)