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声々
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こえごえ
ふりがな文庫
“
声々
(
こえごえ
)” の例文
旧字:
聲々
ただ今夜と違っておられます事は尼様達のお
祈祷
(
いのり
)
の代りに
猛
(
たけ
)
りに猛る
武士
(
もののふ
)
のひしめきあらぶ
声々
(
こえごえ
)
が聞こえていたことでござります
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
さるにや気も心もよわよわとなりもてゆく、ものを見る
明
(
あきら
)
かに、耳の鳴るがやみて、恐しき
吹降
(
ふきぶ
)
りのなかに
陀羅尼
(
だらに
)
を
呪
(
じゆ
)
する
聖
(
ひじり
)
の
声々
(
こえごえ
)
さわやかに聞きとられつ。
竜潭譚
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
済松寺
(
さいしょうじ
)
祖心
(
そしん
)
の
尼
(
あま
)
の若かりしむかしつけたるかねの
声々
(
こえごえ
)
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
羽子
(
はご
)
も
手鞠
(
てまり
)
もこの頃から。で、
追羽子
(
おいはご
)
の音、手鞠の音、唄の
声々
(
こえごえ
)
。
雛がたり
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
声
常用漢字
小2
部首:⼠
7画
々
3画
“声”で始まる語句
声
声音
声色
声高
声援
声聞
声明
声柄
声色屋
声繕