“壌”のいろいろな読み方と例文
旧字:
読み方割合
つち33.3%
つちくれ33.3%
やぶ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山のうるはしとふも、つちうづたかき者のみ、川ののどけしと謂ふも、水のくに過ぎざるを、ろうとして抜く可からざる我が半生の痼疾こしつは、いかつちと水とのすべき者ならん、と歯牙しがにも掛けずあなどりたりしおのれこそ
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
死をナホル 病をナヲス 泣くを塩垂しおたる 血を汗 ししくさびら 打つを撫づ 墓をつちくれ
唐五行志に、乾符六年越州山陰家に豕あり、室内に入って器用をやぶり、椀缶わんふふくんで水次に置くと至極の怪奇らしく書き居るが、豕がつねに人の所為を見てその真似をしたのであろう。