“山壌”の読み方と例文
読み方割合
さんじょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
平助は眼を外らして、遠く山々の頂に覗いている入道雲を、その山壌さんじょうに立昇る一筋の煙を、また広々とした平野の上を、遙に眺めやった。ぎらぎらとした光が一面に漲っていた。
土地 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)