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埼
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さき
ふりがな文庫
“
埼
(
さき
)” の例文
一首の意は、今、参河の
安礼
(
あれ
)
の
埼
(
さき
)
のところを
漕
(
こ
)
ぎめぐって行った、あの
舟棚
(
ふなたな
)
の無い小さい舟は、いったい何処に
泊
(
とま
)
るのか知らん、というのである。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
オホキビツ彦の命とワカタケキビツ彦の命とは、お二方で
播磨
(
はりま
)
の
氷
(
ひ
)
の
河
(
かわ
)
の
埼
(
さき
)
に
忌瓮
(
いわいべ
)
を
据
(
す
)
えて
神
(
かみ
)
を
祭
(
まつ
)
り、播磨からはいつて
吉備
(
きび
)
の國を平定されました。
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
また「活きよ」と誓をお立てになりましたら活きました。またアマカシの
埼
(
さき
)
の廣葉のりつぱなカシの木を誓を立てて枯らしたり活かしたりしました。
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
苦
(
くる
)
しくも
降
(
ふ
)
り
来
(
く
)
る
雨
(
あめ
)
か
神
(
みわ
)
が
埼
(
さき
)
狭野
(
さぬ
)
のわたりに
家
(
いへ
)
もあらなくに 〔巻三・二六五〕 長奥麻呂
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
しかるにエウカシは
鏑矢
(
かぶらや
)
を以つてその使を射返しました。その鏑矢の落ちた處をカブラ
埼
(
さき
)
と言います。
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
▼ もっと見る
いづくにか
船泊
(
ふなはて
)
すらむ
安礼
(
あれ
)
の
埼
(
さき
)
こぎ
回
(
た
)
み
行
(
ゆ
)
きし
棚無
(
たなな
)
し
小舟
(
をぶね
)
〔巻一・五八〕 高市黒人
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
埼
常用漢字
小4
部首:⼟
11画
“埼”を含む語句
埼玉
犬吠埼
埼玉県
埼玉縣
北埼玉
南埼玉
周伯埼
埼玉郡
御埼
神埼