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四通
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しつう
ふりがな文庫
“
四通
(
しつう
)” の例文
文字
(
もじ
)
はやがて
耳
(
みゝ
)
の
側
(
わき
)
に
恐
(
おそ
)
ろしき
聲
(
こゑ
)
もて
咡
(
さゝや
)
くぞかし、
一通
(
いつゝう
)
は
手
(
て
)
もとふるへて
卷收
(
まきをさ
)
めぬ、
二通
(
につう
)
も
同
(
おな
)
じく
三通
(
さんつう
)
四通
(
しつう
)
五六通
(
ごろくつう
)
よりは
少
(
すこ
)
し
顏
(
かほ
)
の
色
(
いろ
)
かはりて
見
(
み
)
えしが、
八
(
はつ
)
、
九
(
く
)
、
十通
(
じつゝう
)
、
十二通
(
じふにつう
)
軒もる月
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
一通は手もとふるへて
巻納
(
まきおさ
)
めぬ、二通も同じく、
三通
(
さんつう
)
四通
(
しつう
)
五六通
(
ごろくつう
)
より少し顔の色かはりて見えしが、
八九十通
(
はちくじつゝう
)
十二通
(
じうにつう
)
、開らきては読み、よみては
開
(
ひ
)
らく、
文字
(
もんじ
)
は目に
入
(
い
)
らぬか、入りても
得
(
え
)
よまぬか。
軒もる月
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
四
常用漢字
小1
部首:⼞
5画
通
常用漢字
小2
部首:⾡
10画
“四通”で始まる語句
四通八達