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唐銅
ふりがな文庫
“唐銅”の読み方と例文
読み方
割合
からかね
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
からかね
(逆引き)
その落した大火鉢というのは、
唐銅
(
からかね
)
の恐しく重そうな獅噛み火鉢で、少し濡れた灰を戻して
性懲
(
しょうこり
)
もなく、もとの場所に据えてありました。
銭形平次捕物控:213 一と目千両
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
一段高い廊下の端、隣座敷の
空室
(
あきま
)
の前に、
唐銅
(
からかね
)
で
鋳
(
い
)
て
鏽
(
さび
)
の見ゆる、魔神の像のごとく
突立
(
つった
)
った、
鎧
(
よろい
)
かと見ゆる厚外套、
杖
(
ステッキ
)
をついて、靴のまま。
わか紫
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
これより先、道庵の家の一間で、中に火の入れてない大きな
唐銅
(
からかね
)
の
獅噛火鉢
(
しかみひばち
)
を、
盲法師
(
めくらほうし
)
の弁信と、清澄の茂太郎が抱き合って相談したことには
大菩薩峠:21 無明の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
唐銅(からかね)の例文をもっと
(15作品)
見る
唐
常用漢字
中学
部首:⼝
10画
銅
常用漢字
小5
部首:⾦
14画
“唐”で始まる語句
唐突
唐
唐紙
唐土
唐桟
唐櫃
唐草
唐辛子
唐人
唐黍
“唐銅”のふりがなが多い著者
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー
斎藤茂吉
中里介山
泉鏡太郎
泉鏡花
北原白秋
野村胡堂
岡本綺堂