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唇頭
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くちびる
ふりがな文庫
“
唇頭
(
くちびる
)” の例文
余は実に驚きたれど
猶
(
な
)
お合点の行かぬ所あり横鎗を入んため
将
(
まさ
)
に
唇頭
(
くちびる
)
を動さんとするに目科も余と同じ想いの如く余よりも先に口を開き
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
何事ぞ、眞の武士の
唇頭
(
くちびる
)
に
上
(
の
)
ぼすも
忌
(
いま
)
はしき一女子の色に迷うて、
可惜
(
あたら
)
月日
(
つきひ
)
を
夢現
(
ゆめうつゝ
)
の境に
過
(
すご
)
さんとは。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
彼は縁も
由縁
(
ゆかり
)
も無き
蝙蝠
(
こうもり
)
傘屋に入らんとす「君
夫
(
それ
)
は門違いで無いか」と殆ど余の
唇頭
(
くちびる
)
まで
出
(
いで
)
たれど
茲
(
こゝ
)
が目科の
誡
(
いまし
)
めたる主意ならんと思い返して無言の
儘
(
まゝ
)
に従い入るに
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
唇
常用漢字
中学
部首:⼝
10画
頭
常用漢字
小2
部首:⾴
16画
“唇”で始まる語句
唇
唇元
唇歯
唇辺
唇許
唇紅
唇歯輔車
唇形
唇鳴
唇奴