あが)” の例文
そのために早く聴牌テンパイができてあがってしまう。大きな役のときや清一色チンイーソはこれを用いると大成功を納める。
麻雀インチキ物語 (新字新仮名) / 海野十三(著)
親の事だから頻りにいらだって、あがりをいそいで居るらしいのだが、之もまだ容易に聴牌したようすはなく、おまけに彼は道子の上に居るので索字を握って放さぬから、尚更
彼が殺したか (新字新仮名) / 浜尾四郎(著)
まず最も多いインチキは、何といっても、故意こいにまちがったパイを持ちながらあがってしまうことである。その和りは、極めて得点がすくないのを通例とし、多くは二十二アルシーアル、又は二十四アルシースーである。
麻雀インチキ物語 (新字新仮名) / 海野十三(著)
俺は遠慮なくあがってしまった。
彼が殺したか (新字新仮名) / 浜尾四郎(著)