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命終
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めいしゅう
ふりがな文庫
“
命終
(
めいしゅう
)” の例文
されば、神と云い
仏
(
ほとけ
)
と云う
天魔外道
(
てんまげどう
)
の
類
(
たぐい
)
を信仰せられて、その形になぞらえた木石にも
香花
(
こうげ
)
を供えられる。かくてはやがて
命終
(
めいしゅう
)
の
期
(
ご
)
に臨んで、
永劫
(
えいごう
)
消えぬ地獄の火に焼かれ給うに相違ない。
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
たとい
今生
(
こんじょう
)
では、いかなる
栄華
(
えいが
)
を極めようとも、天上皇帝の
御教
(
みおしえ
)
に
悖
(
もと
)
るものは、一旦
命終
(
めいしゅう
)
の時に及んで、たちまち
阿鼻叫喚
(
あびきょうかん
)
の地獄に
堕
(
お
)
ち、不断の
業火
(
ごうか
)
に皮肉を焼かれて、
尽未来
(
じんみらい
)
まで吠え居ろうぞ。
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
命
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
終
常用漢字
小3
部首:⽷
11画
“命”で始まる語句
命
命令
命婦
命乞
命冥加
命中
命名
命数
命懸
命日