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呂
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ろ
ふりがな文庫
“
呂
(
ろ
)” の例文
荷物はまとめて
驛
(
えき
)
に出してしまひ、まだ明るいけれど夕飯も風
呂
(
ろ
)
もすましてしまつた。これから二時間のあいだ、もう何もすることがない。
坂道
(旧字旧仮名)
/
新美南吉
(著)
恰
(
あだか
)
も
呂
(
ろ
)
の字の形とでも言おうか、その
中央
(
なか
)
の棒が廊下ともつかず座敷ともつかぬ、細長い部屋になっていて、妙に
悪
(
わ
)
るく陰気で暗い
処
(
ところ
)
だった。
女の膝
(新字新仮名)
/
小山内薫
(著)
呂
(
ろ
)
の楽を律へ移すのに「
喜春楽
(
きしゅんらく
)
」が奏されて、
兵部卿
(
ひょうぶきょう
)
の宮は「
青柳
(
あおやぎ
)
」を二度繰り返してお歌いになった。それには源氏も声を添えた。夜が明け放れた。
源氏物語:24 胡蝶
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
「ハッ、ハッ、ハッ、ハッ、兄上は中風で
呂
(
ろ
)
れつも廻らない有様だ、許すも許さぬもない」
銭形平次捕物控:012 殺され半蔵
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
“呂”の解説
呂(りょ)は、漢姓の一つ。
(出典:Wikipedia)
呂
常用漢字
中学
部首:⼝
7画
“呂”を含む語句
風呂
風呂敷包
据風呂
呂宋
大風呂敷
律呂
水風呂
呂律
風呂場
風呂桶
風呂屋
一風呂
呂昇
小風呂敷
古麻呂
武智麻呂
居風呂
柿本人麻呂
常呂
呂望
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