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君方
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きみがた
ふりがな文庫
“
君方
(
きみがた
)” の例文
その女の
目附
(
めつき
)
が
如何
(
いか
)
にも心配げなので、学士はわざと
微笑
(
ほほえ
)
んだ。「あした早く行って、
君方
(
きみがた
)
と一しょに
朝食
(
あさしょく
)
を食べよう。」
みれん
(新字新仮名)
/
アルツール・シュニッツレル
(著)
何処
(
どこ
)
に
居
(
ゐ
)
る?
何
(
なに
)
、お
浦
(
うら
)
の
所在
(
ありか
)
は
何処
(
どこ
)
だ、と
言
(
い
)
ふのか。いや、
君方
(
きみがた
)
に、
其
(
それ
)
は
話
(
はな
)
しても
分
(
わか
)
るまい。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「おれにしたつてさうだが、
君方
(
きみがた
)
が持つたところで仕方がない、戰に行く人に餞別にやる。」
日本橋あたり
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
「そりゃ僕の
艶聞
(
えんぶん
)
などは、いくら有ってもみんな七十五日以上経過しているから、
君方
(
きみがた
)
の記憶には残っていないかも知れないが——実はこれでも失恋の結果、この歳になるまで独身で暮らしているんだよ」
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
君
常用漢字
小3
部首:⼝
7画
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
“君”で始まる語句
君
君子
君寵
君達
君等
君香
君臨
君側
君美
君子人