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合図
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あひづ
ふりがな文庫
“
合図
(
あひづ
)” の例文
旧字:
合圖
再び軽い
拍子木
(
ひやうしぎ
)
の
音
(
おと
)
を
合図
(
あひづ
)
に、
黒衣
(
くろご
)
の男が右手の
隅
(
すみ
)
に立てた
書割
(
かきわり
)
の一部を
引取
(
ひきと
)
ると
裃
(
かみしも
)
を着た
浄瑠璃語
(
じやうるりかたり
)
三人、
三味線弾
(
しやみせんひき
)
二人
(
ふたり
)
が、
窮屈
(
きうくつ
)
さうに
狭
(
せま
)
い台の上に
並
(
なら
)
んで
居
(
ゐ
)
て
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
それを見出した
合図
(
あひづ
)
の笛はまだ鳴らない
測量船
(新字旧仮名)
/
三好達治
(著)
「まだ、なか/\だ。」と
独言
(
ひとりごと
)
のやうに
云
(
い
)
つて、「
長
(
ちやう
)
さん。あれア
𢌞
(
まは
)
りの
拍子木
(
ひやうしぎ
)
と
云
(
い
)
つて
道具立
(
だうぐだて
)
の
出来上
(
できあが
)
ツたつて事を、役者の部屋の
方
(
はう
)
へ知らせる
合図
(
あひづ
)
なんだ。
開
(
あ
)
く
迄
(
まで
)
にやアまだ、なか/\よ。」
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
其
(
そ
)
れを
合図
(
あひづ
)
にチヨンと
拍子木
(
ひやうしぎ
)
が
響
(
ひゞ
)
く。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
“合図”の解説
合図(あいず)とは、物事を起こすに際し、あらかじめしておく取り決めのことである。また、それから転じて互いに約束した方法で物事を知らせる行動や、あらかじめ取り決めておいた知らせるための方法や信号自体をも指す。
(出典:Wikipedia)
合
常用漢字
小2
部首:⼝
6画
図
常用漢字
小2
部首:⼞
7画
“合図”で始まる語句
合図方
合図系体