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台屋
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だいや
ふりがな文庫
“
台屋
(
だいや
)” の例文
旧字:
臺屋
それらの二階建の家に混って、大きな
仕出屋
(
しだしや
)
がありました。大勢の男女が働いています。これは貸座敷ばかりへ食物を入れるので、ここらでは
台屋
(
だいや
)
といいました。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
お
台屋
(
だいや
)
のかたでは、源四郎の
細君
(
さいくん
)
お
政
(
まさ
)
とまま
母
(
はは
)
と
若
(
わか
)
いやとい
女
(
おんな
)
との三人が、なにかまじめに話をしながら、まま
母
(
はは
)
ははすの
皮
(
かわ
)
をはぎ、お政と女はつと
豆腐
(
どうふ
)
をこしらえてる。
告げ人
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
将軍家大奥の台一式の御用を勤めるお
台屋
(
だいや
)
の株を買って立派な旦那衆となっていた。
淡島椿岳:――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
驚いて尻餅を
搗
(
つ
)
きながら、能く見たら
台屋
(
だいや
)
が大台を持って帰って
往
(
ゆ
)
くのをお
化
(
ばけ
)
と間違えたのですが、一切そういうものが見えるようなわけで、
余程
(
よっぽど
)
怖いんですが、そういう訳ですから
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
老人はそのままお
台屋
(
だいや
)
へはいる。源四郎は
妻
(
つま
)
をうながして
納戸
(
なんど
)
へ送りやった。
告げ人
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
台
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
“台”で始まる語句
台
台詞
台所
台辞
台湾
台風
台場
台命
台盤所
台石