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口利
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くちきゝ
ふりがな文庫
“
口利
(
くちきゝ
)” の例文
とこれから村方に作右衞門と云う
口利
(
くちきゝ
)
が有ります、これを頼んで土手の甚藏の処へ掛合いに
遣
(
や
)
りました。
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
偖
(
さて
)
又
(
また
)
爰
(
こゝ
)
に
武州
(
ぶしう
)
熊谷堤
(
くまがいづつみ
)
の
外
(
はづ
)
れに
寶珠花屋
(
はうじゆばなや
)
八五郎と云居酒屋あり亭主八五郎は此邊の
口利
(
くちきゝ
)
にて
喧嘩
(
けんくわ
)
或ひは出入等之ある時は
毎
(
いつ
)
も
扱
(
あつか
)
ひに
這入
(
はひり
)
ては
其騷動
(
そのさうどう
)
を
鎭
(
しづ
)
めけるに
渠
(
かれ
)
が云事は皆是を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
町の
口利
(
くちきゝ
)
らしいのが、顏見知りと見えて、袖を引かぬばかりに案内してくれます。
銭形平次捕物控:008 鈴を慕う女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
盡
(
つく
)
して
進
(
しん
)
ぜんと申にぞ彦三郎は大に
悦
(
よろこ
)
びしが江戸不案内の事故如何して
宜
(
よろし
)
からんか何分にも
頼
(
たの
)
むとあれば助十は
考
(
かんが
)
へ彦兵衞殿の居られた
家主
(
いへぬし
)
八右衞門殿は
此邊
(
このへん
)
にての
口利
(
くちきゝ
)
ゆゑ是へ行て
相談
(
さうだん
)
有
(
ある
)
べしと云を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
利
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
“口利”で始まる語句
口利口