“取籠”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とりこ80.0%
とりこめ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
フォウブルグ・サン・ジ※ルマンのたけの高い屋敷町に取籠とりこめられたこの庭でたつた一人がどんなに笑ふとしたところで周囲の朝寝を妨げはしない。
(新字旧仮名) / 岡本かの子(著)
ば懸たりけるかくるより大膳はことあらはれしと思ければ刀引拔勢ひたけ縱横たてよこ十文字に切て廻り切死せんとはたらくを大勢にて取籠とりこめつゝ階子はしごを以て取押とりおさへ漸く繩を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
その道かくれ神に取籠とりこめられおる人に
基督信徒のなぐさめ (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
当城(白旗城)を取籠とりこめ
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)