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取捕
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とッつか
ふりがな文庫
“
取捕
(
とッつか
)” の例文
悪者の方でも相手が女だからびくともせず、
若
(
も
)
し己を
取捕
(
とッつか
)
まえたら
殴
(
ぶ
)
ちのめして逃げようと腹を据え、今出に掛ると
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
二百両でなくとも五十両にでもなれば、幇間を
廃
(
や
)
める気でげすから釜の有る
度
(
たんび
)
に買って来ますが、碌なものは有りませんで、考えれば可笑しいなんと、
舁夫
(
かごかき
)
に
取捕
(
とッつか
)
まってね、あの時は
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
いきなり
飛
(
とび
)
かゝって、娘の上に乗し掛っている奴の
褌
(
ふんどし
)
の結び目と
領首
(
えりくび
)
を
取捕
(
とッつか
)
まえて
後
(
うしろ
)
の方へ
投
(
なげ
)
ると、松の
樹
(
き
)
へ
打附
(
ぶッつ
)
けられ、
脊筋
(
せすじ
)
が痛いからくの字なりになって尻餅を
搗
(
つ
)
き、腰を
撫
(
さす
)
って居りまする。
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
取
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
捕
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
“取”で始まる語句
取
取出
取縋
取柄
取除
取次
取敢
取交
取做
取付