トップ
>
友吉
>
ともきち
ふりがな文庫
“
友吉
(
ともきち
)” の例文
「
工場
(
こうじょう
)
だね。」と、
友吉
(
ともきち
)
が、
過
(
す
)
ぎてから、いいました。いつしか、
二人
(
ふたり
)
の
自転車
(
じてんしゃ
)
は、
青々
(
あおあお
)
とした、
麦畑
(
むぎばたけ
)
の
間
(
あいだ
)
の
道
(
みち
)
を
走
(
はし
)
っています。
僕が大きくなるまで
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
私の小い頃に始終家に出入りして居た車夫は、
友吉
(
ともきち
)
と
安兵衛
(
やすべゑ
)
の二人でした。安兵衛は狸の安兵衛と云はれて居ました。
私の生ひ立ち
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
日が暮れて、やがて嫁御寮が
乗込
(
のりこ
)
んで来ようという時、同じ牙彫職仲間の
友吉
(
ともきち
)
というのが、たった一人の客として、あわて気味に飛込んで来ましたが
奇談クラブ〔戦後版〕:07 観音様の頬
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
友吉
(
ともきち
)
を呼べ。
動員挿話(二幕)
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
先生
(
せんせい
)
は、
良
(
りょう
)
一の
顔
(
かお
)
を
見
(
み
)
られました。
良
(
りょう
)
一は、ついこのあいだ、
友吉
(
ともきち
)
が
新聞配達
(
しんぶんはいたつ
)
をしているのを
見
(
み
)
たことを
話
(
はな
)
したのであります。
僕が大きくなるまで
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
良
(
りょう
)
一の
机
(
つくえ
)
の
上
(
うえ
)
には、
電池
(
でんち
)
や、
真空管
(
しんくうかん
)
や、コイルや、ヒューズや、いろんなものがならんでいるのを、
友吉
(
ともきち
)
は、
物珍
(
ものめずら
)
しそうにながめていました。
僕が大きくなるまで
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
友
常用漢字
小2
部首:⼜
4画
吉
常用漢字
中学
部首:⼝
6画
“友吉”で始まる語句
友吉風