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厭
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いとわ
ふりがな文庫
“
厭
(
いとわ
)” の例文
恨めしく取つめていはんには
厭
(
いとわ
)
しきものよりほかあらんとも
覚
(
おぼ
)
えず、あはれその厭ふ恋こそ恋の奥なりけれ……
樋口一葉
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
どういう
訳
(
わけ
)
か人の道を忘れた
放蕩惰弱
(
ほうとうだじゃく
)
なものの
厭
(
いとわ
)
しい身の末が
入相
(
いりあい
)
の鐘に散る花かとばかり美しく思われて、われとても
何時
(
いつ
)
か一度は無常の風にさそわれるものならば
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
「大海は細流を
厭
(
いとわ
)
ぬよ」
任侠二刀流
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
“厭”の意味
《形容動詞》
(いや)拒否したいと思うこと。不愉快だと思うこと。
(出典:Wiktionary)
厭
漢検準1級
部首:⼚
14画
“厭”を含む語句
禁厭
可厭
厭々
厭悪
厭世
嫌厭
御厭
厭勝
厭気
倦厭
厭離
厭世家
厭忌
見厭
厭倦
厭惡
厭味
厭世的
厭世観
厭応
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