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南校
ふりがな文庫
“南校”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
なんこ
50.0%
なんこう
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なんこ
(逆引き)
南校
(
なんこ
)
の
原
(
はら
)
とは、大学南校のあった跡だと後に知った。草ぼうぼうとして、ある
宵
(
よい
)
、小川町の
五十稲荷
(
ごとおいなり
)
というのへ連れてってもらった帰りに、原で
人魂
(
ひとだま
)
というのを見た。
旧聞日本橋:14 西洋の唐茄子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
十ばかりの時、クリスチャンの伯母夫婦——台湾のおじさん——が、神田
南校
(
なんこ
)
の
原
(
はら
)
の向う
邸
(
やしき
)
の中にいた時分、官員だったので洋室の食堂をもっていて、泊りにゆくと洋食が出た。
旧聞日本橋:14 西洋の唐茄子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
南校(なんこ)の例文をもっと
(2作品)
見る
なんこう
(逆引き)
成善は四月に海保の
伝経廬
(
でんけいろ
)
に
入
(
い
)
り、五月に
尺
(
せき
)
の共立学舎に入ったが、六月から更に大学
南校
(
なんこう
)
にも籍を置き、日課を分割して三校に往来し、なお放課後にはフルベックの
許
(
もと
)
を訪うて教を受けた。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
当時二番目と三番目の兄は、まだ
南校
(
なんこう
)
へ通っていた。南校というのは今の高等商業学校の位置にあって、そこを卒業すると、開成学校すなわち
今日
(
こんにち
)
の大学へ
這入
(
はい
)
る
組織
(
そしょく
)
になっていたものらしかった。
硝子戸の中
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
南校(なんこう)の例文をもっと
(2作品)
見る
南
常用漢字
小2
部首:⼗
9画
校
常用漢字
小1
部首:⽊
10画
“南”で始まる語句
南
南瓜
南京
南無阿弥陀仏
南無
南風
南蛮
南部
南天
南無三
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夏目漱石
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