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南校
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なんこ
ふりがな文庫
“
南校
(
なんこ
)” の例文
南校
(
なんこ
)
の
原
(
はら
)
とは、大学南校のあった跡だと後に知った。草ぼうぼうとして、ある
宵
(
よい
)
、小川町の
五十稲荷
(
ごとおいなり
)
というのへ連れてってもらった帰りに、原で
人魂
(
ひとだま
)
というのを見た。
旧聞日本橋:14 西洋の唐茄子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
十ばかりの時、クリスチャンの伯母夫婦——台湾のおじさん——が、神田
南校
(
なんこ
)
の
原
(
はら
)
の向う
邸
(
やしき
)
の中にいた時分、官員だったので洋室の食堂をもっていて、泊りにゆくと洋食が出た。
旧聞日本橋:14 西洋の唐茄子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
南校
(
なんこ
)
の
原
(
はら
)
でバッタやオートをつかまえて、牛が淵でおたまじゃくしを
掬
(
すく
)
った。
旧聞日本橋:15 流れた唾き
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
南
常用漢字
小2
部首:⼗
9画
校
常用漢字
小1
部首:⽊
10画
“南”で始まる語句
南
南瓜
南京
南無阿弥陀仏
南無
南風
南蛮
南部
南天
南無三