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半知
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はんち
ふりがな文庫
“
半知
(
はんち
)” の例文
高利貸に依頼してなお不足な部分を藩士の俸給米減制——いわゆる
半知
(
はんち
)
——を採用してまでやりくりしてきた諸藩財政は、この改革によっていくらか救われたには違いないが
尊攘戦略史
(新字新仮名)
/
服部之総
(著)
半知
(
はんち
)
と成て御役御免に相成可しと
悄々
(
しほ/\
)
として言ければ越前守
打點頭
(
うちうなづき
)
私し儀
御加増
(
ごかぞう
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
討取は公儀の方が
濟
(
すむ
)
まじと云へば平左衞門
呵々
(
から/\
)
と打笑ひ
扨々
(
さて/\
)
夫では何の
謀計
(
はかりごと
)
も行ひ難し
能
(
よく
)
思召
(
おぼしめし
)
ても御覽
有
(
ある
)
べし先
渠等
(
かれら
)
は
盜賊
(
たうぞく
)
の事故
召捕
(
めしとら
)
んと致せし所
手向
(
てむか
)
ひ仕つり候故
據
(
よんど
)
ころなく討取候と申に何の
譯
(
わけ
)
の候べき萬一
此事
(
このこと
)
手違
(
てちが
)
ひに成し處が
半知
(
はんち
)
と
思召
(
おぼしめ
)
さば公事は勝なりと言を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“半知”の意味
《名詞》
知行の半分。特に江戸時代藩の財政再建のため家臣の知行の半分を藩で借り上げること。
(出典:Wiktionary)
半
常用漢字
小2
部首:⼗
5画
知
常用漢字
小2
部首:⽮
8画
“半”で始まる語句
半
半分
半刻
半纏
半襟
半纒
半身
半年
半切
半歳