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北殿
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きたどの
ふりがな文庫
“
北殿
(
きたどの
)” の例文
「…………」
介
(
すけ
)
は、何か考えこんでいたが、やがて、
吉光
(
きっこう
)
の
前
(
まえ
)
の住む
北殿
(
きたどの
)
へ走って、そこで、彼女としばらく何か話していた。範綱も、やがて知って
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
何でも、法皇様をしばらく鳥羽の
北殿
(
きたどの
)
へお移し申すか、それとも六波羅へ来ていて頂こうというおつもりとのことでしたが、内心は、九州の方へでもお流し申そうというご計画に思われます
現代語訳 平家物語:02 第二巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
「
北殿
(
きたどの
)
(探題北条範貞の事)ご諚じゃよ! そちへのご諚じゃ!」
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「暁近くなりにけるなるべし、隣の家々、あやしき
賤
(
しづ
)
の
男
(
を
)
の声々めざましく、あはれ、いと寒しや、ことしこそ、なりはひに頼む所少く、田舎のかよひも思ひがけねば、いと心
細
(
ぼそ
)
けれ、
北殿
(
きたどの
)
こそ聞き給へや」
『新訳源氏物語』初版の序
(新字新仮名)
/
上田敏
(著)
執事の
高
(
こう
)
ノ
師直
(
もろなお
)
は、定刻、六波羅
北殿
(
きたどの
)
の
廂
(
ひさし
)
の一室で、いつもどおり坐っていた。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
北
常用漢字
小2
部首:⼔
5画
殿
常用漢字
中学
部首:⽎
13画
“北”で始まる語句
北
北国
北京
北風
北叟笑
北海
北海道
北方
北斎
北上