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きたどの
ふりがな文庫
“きたどの”の漢字の書き方と例文
語句
割合
北殿
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
北殿
(逆引き)
「暁近くなりにけるなるべし、隣の家々、あやしき
賤
(
しづ
)
の
男
(
を
)
の声々めざましく、あはれ、いと寒しや、ことしこそ、なりはひに頼む所少く、田舎のかよひも思ひがけねば、いと心
細
(
ぼそ
)
けれ、
北殿
(
きたどの
)
こそ聞き給へや」
『新訳源氏物語』初版の序
(新字新仮名)
/
上田敏
(著)
執事の
高
(
こう
)
ノ
師直
(
もろなお
)
は、定刻、六波羅
北殿
(
きたどの
)
の
廂
(
ひさし
)
の一室で、いつもどおり坐っていた。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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