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前非
ふりがな文庫
“前非”の読み方と例文
読み方
割合
ぜんぴ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぜんぴ
(逆引き)
それに、彼女は今非常に
前非
(
ぜんぴ
)
を悔いている。人を殺したといっても過失に過ぎないのだし、田村君、この辺の事情をよく含んで置いてくれるだろうね
一寸法師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
根本
(
こんぽん
)
、敵たる者は、どうしようもない。したが、さまでにはなくて、ただ生きんがための方向に迷い、やむなく旗を敵に託した者などは、また何かの機には
前非
(
ぜんぴ
)
を
私本太平記:11 筑紫帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
稲川先生の母親は、まるで気ちがいのように
息子
(
むすこ
)
をかばい、今では彼が
前非
(
ぜんぴ
)
を
悔
(
く
)
いあらためていると、会う人ごとに
吹聴
(
ふいちょう
)
してまわるのにいそがしいという
噂
(
うわさ
)
を聞いた。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
前非(ぜんぴ)の例文をもっと
(12作品)
見る
“前非”の意味
《名詞》
以前に犯した罪過や悪事。
(出典:Wiktionary)
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
非
常用漢字
小5
部首:⾮
8画
“前”で始まる語句
前
前後
前途
前方
前垂
前刻
前様
前栽
前屈
前掛
“前非”のふりがなが多い著者
壺井栄
梅崎春生
吉川英治
佐々木邦
三遊亭円朝
有島武郎
江戸川乱歩
菊池寛