“出生(うまれ)” の例文
出生(うまれ)は私、東京でも、静岡で七つまで育ったから、田舎ものと言われようけれど……その姉さんを持ったお庇(かげ)に、意地も、張も、達引(たてひき)も、私は習って知っている。
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
若い人は筑前(ちくぜん)の出生(うまれ)、博多の孫一(まごいち)と云ふ水主(かこ)でね、十九の年、……七年前、福岡藩の米を積んだ、千六百石(こく)の大船(たいせん)に、乗組(のりくみ)の人数(にんず)、船頭とも二十人、宝暦(ほうれき)午(うま)の年(とし)十月六日に
印度更紗 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
若(わか)い人(ひと)は筑前(ちくぜん)の出生(うまれ)、博多(はかた)の孫一(まごいち)と云(い)ふ水主(かこ)でね、十九の年(とし)、……七年(ねん)前(まへ)、福岡藩(ふくをかはん)の米(こめ)を積(つ)んだ、千六百石(こく)の大船(たいせん)に、乘組(のりくみ)の人數(にんず)、船頭(せんどう)とも二十人(にん)、寶暦(はうれき)午(うま)の年(とし)十月(ぐわつ)六日(むいか)に
印度更紗 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)