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出損
ふりがな文庫
“出損”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
でそく
40.0%
でそこな
40.0%
でそくな
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
でそく
(逆引き)
そのほかにまだ見られた事があるにきまっている。不断なら進んで聞くところだが、何となく
空景気
(
からけいき
)
を着けるような心持がして、どこでと押を強く
出損
(
でそく
)
なったまま、二三歩あるく。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
出損(でそく)の例文をもっと
(2作品)
見る
でそこな
(逆引き)
嚔
(
くしゃみ
)
の
出損
(
でそこな
)
った顔をしたが、
半間
(
はんま
)
に手を留めて、
腸
(
はらわた
)
のごとく
手拭
(
てぬぐい
)
を手繰り出して、
蝦蟇口
(
がまぐち
)
の紐に
搦
(
から
)
むので、よじって
俯
(
うつ
)
むけに額を
拭
(
ふ
)
いた。
怨霊借用
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
出損(でそこな)の例文をもっと
(2作品)
見る
でそくな
(逆引き)
俺も
一箇
(
ひとり
)
の女
故
(
ゆゑ
)
に身を誤つたその
余
(
あと
)
が、
盗人
(
ぬすと
)
家業の高利貸とまで堕落してこれでやみやみ死んで了ふのは、余り無念とは思ふけれど、
当初
(
はじめ
)
に
出損
(
でそくな
)
つたのが一生の不覚、あれが
抑
(
そもそ
)
も不運の貫一の
躯
(
からだ
)
は
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
出損(でそくな)の例文をもっと
(1作品)
見る
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
損
常用漢字
小5
部首:⼿
13画
“出”で始まる語句
出
出来
出入
出鱈目
出來
出会
出立
出逢
出掛
出雲
検索の候補
出来損
“出損”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
夏目漱石
泉鏡花