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其間
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そのかん
ふりがな文庫
“
其間
(
そのかん
)” の例文
初めから虚偽の報告をする意志が無いと仮定したところで、その不正確な歩合を正確なものとして報告するには、少くとも、
其間
(
そのかん
)
に立派に犯罪の動機が成立つ。
葉書
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
(
嫌
(
いや
)
ですことねえ、)と
何
(
なに
)
とも
着
(
つ
)
かぬことを
謂
(
い
)
つたのであるが、
其間
(
そのかん
)
の
消息
(
せうそく
)
自
(
おのづか
)
ら
神契
(
しんけい
)
默會
(
もくくわい
)
。
山の手小景
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
すると、京橋で車掌が切符を切りに奥へ入って来たから、僕は再び前の通り繰返したが、今度は見向きもせずに、前部へ引返して終った。
其間
(
そのかん
)
回数券の客ばかりで、現金の収入はなかったようだ。
青バスの女
(新字新仮名)
/
辰野九紫
(著)
其間
(
そのかん
)
唯
(
たゞ
)
一歩
(
いつぽ
)
だ。なるほど
黎明
(
しのゝめ
)
と
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
其
漢検準1級
部首:⼋
8画
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
“其”で始まる語句
其
其処
其方
其處
其様
其許
其奴
其所
其儘
其後