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其皺
ふりがな文庫
“其皺”の読み方と例文
読み方
割合
そのしわ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのしわ
(逆引き)
炉の火はパツと
炎尖
(
ほさき
)
を立てて、赤く
媼
(
おうな
)
の
額
(
ひたい
)
を
射
(
い
)
た、
瞻
(
みまも
)
らるゝは
白髪
(
しらが
)
である、
其皺
(
そのしわ
)
である、
目鼻立
(
めはなだち
)
である、手の動くのである、糸車の廻るのである。
二世の契
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
腹
(
はら
)
のなかに
小
(
ちい
)
さな
皺
(
しわ
)
が無数に
出来
(
でき
)
て、
其皺
(
そのしわ
)
が絶えず、
相互
(
さうご
)
の位地と、
形状
(
かたち
)
とを
変
(
か
)
へて、一面に
揺
(
うご
)
いてゐる様な気持がする。代助は
時々
(
とき/″\
)
斯う云ふ情調の支配を受ける事がある。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
其皺(そのしわ)の例文をもっと
(2作品)
見る
其
漢検準1級
部首:⼋
8画
皺
漢検1級
部首:⽪
15画
“其”で始まる語句
其
其処
其方
其處
其様
其許
其奴
其所
其儘
其後
“其皺”のふりがなが多い著者
夏目漱石
泉鏡花