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修養
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しゅうよう
ふりがな文庫
“
修養
(
しゅうよう
)” の例文
ことごとくこの議論には
敬服
(
けいふく
)
はせられぬけれども、議論にあらずして実際において、
劣等人種
(
れっとうじんしゅ
)
もしくは
修養
(
しゅうよう
)
なき者は感情ことに小さな
女々
(
めめ
)
しい感情に左右せらるること多きを思って
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
前の方のは
臆病
(
おくびょう
)
で気の毒な性質の人ゆえ、まあまあ
我慢
(
がまん
)
して家でカンシャクを起さしてやるのが愛だが、後のは
持前
(
もちまえ
)
の性質ゆえ
修養
(
しゅうよう
)
とか信仰とかを勧めて、根本的に直すのが愛である。
良人教育十四種
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
鞺鞳
(
とうとう
)
たる
滝
(
たき
)
の水にうたれて
毒
(
どく
)
が洗われたためか——あるいは、竹童の精神を
修養
(
しゅうよう
)
させる
果心居士
(
かしんこじ
)
の心で、居士が、神力をもって癒やしたものか、とにかく、竹童はおのれの目の見えるのを
疑
(
うたが
)
い
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
もっとも秀吉ばかりでなく、およそ戦国の世に男とうまれ武士の子と生まれたほどの者は、みな、
陣太鼓
(
じんだいこ
)
の
音
(
ね
)
が三ツ鳴るあいだに、
具足着
(
ぐそくき
)
こみのできるくらいの
修養
(
しゅうよう
)
を、ふだんのうちにつんでいた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“修養”の意味
《名詞》
修 養(しゅうよう)
学問を修め品性を磨き自分の人格を高めること。
(出典:Wiktionary)
修
常用漢字
小5
部首:⼈
10画
養
常用漢字
小4
部首:⾷
15画
“修”で始まる語句
修羅
修
修繕
修行
修業
修羅場
修験者
修理
修法
修善寺