のこ)” の例文
旧字:
残る全部をことごとく喰い尽すか、または半分に割る能力の極度に達したため、手をこまぬいてむなしくのこれる柿の一片いっぺんを見つめなければならない時機が来るだろう。
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
太子種々その身の過悪を訶責し今我血肉を以てかの餓虎を救い舎利骨のみのこされん、わが父母後日必ず舎利を収めて塔を建て、一切衆生のやまい諸薬針灸癒す能わざる者来りてわが塔を至心供養せば