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余事
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よじ
ふりがな文庫
“
余事
(
よじ
)” の例文
旧字:
餘事
「
余事
(
よじ
)
ではございませんが、毎年、
武田家
(
たけだけ
)
の
行事
(
ぎょうじ
)
として行われてまいりましたところの、
武州
(
ぶしゅう
)
御岳
(
みたけ
)
における
兵法大講会
(
へいほうだいこうえ
)
の
試合
(
しあい
)
の
儀
(
ぎ
)
」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
この先妻についても、まず、
一
(
ひと
)
くさりのお話はあるでございますが、それは
余事
(
よじ
)
ゆえに申さずとも
宜
(
よろ
)
しかろ。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
しかも
傍
(
はた
)
のものから見ると、ほとんど取るに足りない
瑣事
(
さじ
)
に、この感情がきっと首を持ち上げたがるのでしたから。これは
余事
(
よじ
)
ですが、こういう
嫉妬
(
しっと
)
は愛の半面じゃないでしょうか。
こころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「
余事
(
よじ
)
はおいて三卿の方々、かねて、諸方へつかわしました密使の模様は?」
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
余事
(
よじ
)
はとにかく、いまの試合はいずれに
軍配
(
ぐんばい
)
があげられるものだろうか?
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
「
余事
(
よじ
)
を申すな」
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“余事”の意味
《名詞》
余事(よじ)
そのこと以外の事。
(出典:Wiktionary)
余
常用漢字
小5
部首:⼈
7画
事
常用漢字
小3
部首:⼅
8画
“余”で始まる語句
余
余所
余程
余裕
余燼
余韻
余計
余波
余所行
余所目