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伊尹
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いいん
ふりがな文庫
“
伊尹
(
いいん
)” の例文
伊尹
(
いいん
)
の使った料理鍋、
禹
(
う
)
の
穿
(
は
)
いたカナカンジキだのというようなものを素敵に高く買わすべきで、これはこれ有無相通、世間の不公平を除き
骨董
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
真に、故主の遺言にこたえ、蜀の
孤
(
みなしご
)
を大事と思わば、なぜ
伊尹
(
いいん
)
、周公にならい、その分を守り、自らの非を改め、徳を積み功を治世に計らぬか。
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
由井民部之助橘正雪張孔堂
(
ゆいみんぶのすけたちばなのしょうせつちょうこうどう
)
、十能六芸
伊尹
(
いいん
)
両道、仰げば天文俯せば地理、武芸十八般何流に拘らず他流試合勝手たる
可
(
べ
)
き事、
但
(
ただ
)
し真剣勝負仕る可き者也
正雪の遺書
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
また殷の
湯
(
とう
)
王が天下を治めた時、衆人の中から賢人
伊尹
(
いいん
)
を挙げて宰相に任じたら、不仁者がすがたをひそめたのだ。
現代訳論語
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
上は天文下は地理、武芸十八般
伊尹
(
いいん
)
両道、陰陽の原理人相手相、
占術
(
せんじゅつ
)
禁厭
(
まじない
)
方宅
(
ほうたく
)
から、仏教儒教神道に及び、兵法では
楠
(
くすのき
)
流、究めていないものはない。そういう俺だ。
剣侠受難
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
▼ もっと見る
昔、
殷
(
いん
)
の
太甲
(
たいこう
)
無道
(
むどう
)
でありしため、
伊尹
(
いいん
)
これを
桐宮
(
とうきゅう
)
に放ち、漢の
昌邑
(
しょうゆう
)
が王位に登って——
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“伊尹”の解説
伊尹(いいん)は、夏末期から殷(商)初期にかけての伝説的な政治家。商の成立に大きな役割を果たしたとされる。諱は摯(し)。
(出典:Wikipedia)
伊
漢検準1級
部首:⼈
6画
尹
漢検1級
部首:⼫
4画
“伊”で始まる語句
伊太利
伊達
伊勢
伊豆
伊達者
伊達巻
伊那
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伊香保