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仲間体
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ちゅうげんてい
ふりがな文庫
“
仲間体
(
ちゅうげんてい
)” の例文
竹の笠を被って
紺看板
(
こんかんばん
)
を着て、中身一尺七八寸ぐらいの脇差を一本差して、貧之徳利を一つ提げたお
仲間体
(
ちゅうげんてい
)
の男でありました。
大菩薩峠:12 伯耆の安綱の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
と是から二人ともになだれの
崖縁
(
がけべり
)
を
下
(
お
)
りにかゝると、手拭ですっぽり顔を包み、紺の看板に
真鍮巻
(
しんちゅうまき
)
の木刀を差した
仲間体
(
ちゅうげんてい
)
の男が、手に何か持って立って
居
(
い
)
る様子
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
二人の侍も小平太が門をはいるまでじっと後を見送っていたが、
仲間体
(
ちゅうげんてい
)
ではあるし、状箱は持っている、別に
胡乱
(
うろん
)
とも思わなかったか、そのまま
踵
(
きびす
)
を返して行ってしまった。
四十八人目
(新字新仮名)
/
森田草平
(著)
仲間体
(
ちゅうげんてい
)
の男が駈けつけて来た。
つづれ烏羽玉
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
と馬作を
喩
(
さと
)
して居りますと、其の内に足音がしますから、山三郎は格子の
透
(
すき
)
から見ると、先へ
麻衣
(
あさごろも
)
を着た坊主が一人に、紺看板に真鍮巻の木刀を差した
仲間体
(
ちゅうげんてい
)
の男が
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
それぞれ用心して来たらしい
仲間体
(
ちゅうげんてい
)
のものでありました。
大菩薩峠:15 慢心和尚の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
娘「はい、飛んだ事を致しました、
担
(
かつ
)
がれて
行
(
ゆ
)
く時、帯の間に
揷
(
はさ
)
んで居りましたのを、
仲間体
(
ちゅうげんてい
)
の者が手を入れて抜出して持って
往
(
ゆ
)
きました、何うしたら
宜
(
よ
)
うございましょう」
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
仲
常用漢字
小4
部首:⼈
6画
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
体
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
“仲間”で始まる語句
仲間
仲間入
仲間態
仲間僧
仲間衆
仲間外
仲間部屋
仲間中
仲間掟
仲間内