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仕遂
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しおお
ふりがな文庫
“
仕遂
(
しおお
)” の例文
自分の病気が
癒
(
い
)
えきったその時を見ているがいい。どうして倉地をもう一度自分のものに
仕遂
(
しおお
)
せるか、それを見ているがいい。
或る女:2(後編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
大「十分事を
仕遂
(
しおお
)
せました時には、どうか拙者にこれ/\の
望
(
のぞみ
)
がございますが、お
叶
(
かな
)
え下さいますか」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
彼れは場主と
一喧嘩
(
ひとけんか
)
して笠井の
仕遂
(
しおお
)
せなかった小作料の軽減を実行させ、自分も農場にいつづき、小作者の感情をも柔らげて少しは自分を居心地よくしようと思ったのだ。
カインの末裔
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
其の年の秋までに
謀策
(
たくみ
)
を
仕遂
(
しおお
)
せるのに一番むずかしいものは、
浮舟
(
うきふね
)
という老女で年は五十四で、
男優
(
おとこまさ
)
りの
尋常
(
ひとゝおり
)
ならんものが
属
(
つ
)
いて居ります。
此者
(
これ
)
を手に入れんければなりません。
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
此の日道具係の千代は一生懸命に、
何卒
(
どうぞ
)
無事に役を
仕遂
(
しおお
)
せますようにと神仏に
祈誓
(
きせい
)
を致して、皿の毀れんように気を附けましたから、
麁相
(
そそう
)
もなく、
彼
(
か
)
の皿だけは
下
(
さが
)
ってまいります。
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
仕
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
遂
常用漢字
中学
部首:⾡
12画
“仕”で始まる語句
仕
仕業
仕事
仕舞
仕度
仕方
仕合
仕出来
仕掛
仕様