仕廻しまは)” の例文
徐々そろ/\ぬぎかけ座敷へ上らんとするに下男の彌助心のうち彌々いよ/\迷惑めいわくに思ひきやつに何とか云て何れにもとまらぬやう追出して仕廻しまはんともじ/\手を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
仕廻しまはんとするに見えざれば萬一もし忙敷いそがしきまぎれ外の金子の中へ這入りはせぬかと種々尋ぬると雖も一向知れず大晦日おほみそかの事ゆゑ邸方やしきがたより二百兩三百兩づつ度々來るに付入帳には付けたれども百兩不足に受取しや合點がてんゆかずと種々考ふれども帳合あはず然るを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)