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什具
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じゅうぐ
ふりがな文庫
“
什具
(
じゅうぐ
)” の例文
我邦
(
わがくに
)
の農家の主要なる
什具
(
じゅうぐ
)
は、いずれも近世に入って色々の改良を受けたが、その中でも臼の系統にはほとんと革命とも名づくべき大変化があった。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
数寄の者の建てたエキゾチックな
別荘
(
ヴィラ
)
——一口に
斯
(
こ
)
う言ってしまった方が早いようである。従って中にある
什具
(
じゅうぐ
)
も国籍不明のちぐはぐなもので、数も少ない。
褐色の求道
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
で、その
家
(
いえ
)
と
総
(
すべて
)
の
什具
(
じゅうぐ
)
とは、
棄売
(
すてうり
)
に
払
(
はら
)
われて、イワン、デミトリチとその
母親
(
ははおや
)
とは
遂
(
つい
)
に
無
(
む
)
一
物
(
ぶつ
)
の
身
(
み
)
となった。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
そこで阿宝の室の鏡台はじめ
什具
(
じゅうぐ
)
の色合や名前を訊いてみると、すこしも違わなかった。阿宝はそのことを伝え聞いてますます駭くと共に、
陰
(
ひそか
)
にその情の深いのに感じた。
阿宝
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
什
漢検準1級
部首:⼈
4画
具
常用漢字
小3
部首:⼋
8画
“什”で始まる語句
什器
什麽
什
什物
什麼
什宝
什襲
什寶
什麼生
什麽生