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亜相
ふりがな文庫
“亜相”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あそう
66.7%
あしょう
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あそう
(逆引き)
その
補佐
(
ほさ
)
には。
顕家
(
あきいえ
)
の父、北畠
亜相
(
あそう
)
(親房)、結城宗広。——供には、冷泉少将家房、
伊達
(
だて
)
ノ蔵人行朝、三河
前司
(
ぜんじ
)
親朝、そのほか数千の
弓箭
(
きゅうせん
)
が、列の先も
霞
(
かす
)
むばかり流れて行った。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
僧正の親は、僧正自身がもう七十すぎの老人であるから、
断
(
ことわ
)
るまでもなく、世にはいない人だが、宇治の
亜相
(
あそう
)
と人びとから愛称され、皇后宮大夫をも勤めていた宇治大納言
隆国
(
たかくに
)
であった。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
亜相(あそう)の例文をもっと
(2作品)
見る
あしょう
(逆引き)
「
亜相
(
あしょう
)
はいまおいででないが苦しゅうあるまい。
謁
(
えつ
)
をとらせてやりましょう。
階
(
きざはし
)
の下に待たせておおきなさい」
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そんな気の弱い歌も時には
詠
(
よ
)
まれるほど、何もかもがあじけない
儚
(
はかな
)
さに映るひとみにもなる彼女だったが、しかし東から北畠の
亜相
(
あしょう
)
がこれへ帰ってからは、廷臣たちの意気もとみに揚がり
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
亜相(あしょう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“亜相(
大納言
)”の解説
大納言(だいなごん)は、太政官に置かれた官職の一つ。太政官においては四等官の次官(すけ)に相当する。訓読みは「おほいものまうすのつかさ」。唐名は亜相または亜槐。丞相・槐門(いずれも大臣のこと)に次ぐ者であることからいう。官位相当は三品・四品または正三位。現代の国務大臣に相当する政府の高官。
(出典:Wikipedia)
亜
常用漢字
中学
部首:⼆
7画
相
常用漢字
小3
部首:⽬
9画
“亜相”の関連語
権大納言
亜槐
“亜”で始まる語句
亜米利加
亜細亜
亜鉛
亜弗利加
亜剌比亜
亜
亜鉛葺
亜砒酸
亜麻
亜鉛板