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乾菓子
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ひがし
ふりがな文庫
“
乾菓子
(
ひがし
)” の例文
「お茶を持ってまいりませんで」と女中は
風呂敷
(
ふろしき
)
解きて
夏蜜柑
(
なつみかん
)
、袋入りの
乾菓子
(
ひがし
)
、折り詰めの
巻鮓
(
まきずし
)
など取り出す。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
そこで
乾菓子
(
ひがし
)
や西洋菓子の美しいのをこの画に添へて、
御褒美
(
ごほうび
)
だといふて隣へ持たせてやつた。(三月十四日)
墨汁一滴
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
紺足袋の
塵埃
(
ほこり
)
を払って上へ
昇
(
あが
)
る。粂之助は渋茶と共に
有合
(
ありあい
)
の
乾菓子
(
ひがし
)
か何かをそれへ出す。
闇夜の梅
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
半襟
(
はんえり
)
を十枚ばかり入れたのが
一函
(
ひとはこ
)
、
昆布
(
こんぶ
)
や
乾物
(
かんぶつ
)
類が一函、
小間物
(
こまもの
)
が一函、さまざまの
乾菓子
(
ひがし
)
を取りまぜて一函といった工合に積み重ねた高い
一聯
(
いちれん
)
の重ね箱に、なお、
下駄
(
げた
)
や昆布や乾物等をも加えて
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
“乾菓子(
干菓子
)”の解説
干菓子(ひがし)または乾菓子(ひがし)は、水分の少ない乾燥した和菓子の総称で、一般に水分10パーセント以下のものが多い。
生菓子に対して付けられた名前であり、生菓子とは違って保存が可能という特徴がある。
(出典:Wikipedia)
乾
常用漢字
中学
部首:⼄
11画
菓
常用漢字
中学
部首:⾋
11画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“乾”で始まる語句
乾
乾児
乾坤
乾分
乾物
乾燥
乾酪
乾坤一擲
乾干
乾草