“乾割”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひわ80.0%
ほしわ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「もう、三十にちあめらない。まだこのうえ、ひでりがつづいたら、や、はたけ乾割ひわれてしまうだろう。」といって、一人ひとりは、歎息たんそくをしますと
娘と大きな鐘 (新字新仮名) / 小川未明(著)
隙間だらけで、乾割ひわれた雨戸が閉ったままだし、夕餉ゆうげどきだというのにかしぎの煙も見えず、人の声もしなかった。
花も刀も (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
彼女のスキイは、誰も手入れをするものがないので肉切台のようにあとだらけで乾割ほしわれがしていた。
踊る地平線:11 白い謝肉祭 (新字新仮名) / 谷譲次(著)